ありがちなタイトルだ

◆千種キムラ・スティーブン『三島由紀夫とテロルの倫理』作品社
千種キムラ・スティーブンは、以前に『三四郎の世界』という漱石論を書いた人。『三四郎の世界』は読んでみようかなあと思っていたのけど、結局いまだに読んでいない。どうもこの手のフェミニズム批評は、苦手というか、積極的に読もうという気がおこらないなあ。この三島論もどうなのだろう?タイトルだけ見ていると、退屈そうな研究にしか思えないのだけど。三島論として、ありがちなタイトルなので。