気になる時代

小森陽一井上ひさし『座談会昭和文学史 第一巻』集英社
◆『思想』2004年第5号
とうとう『座談会昭和文学史』を買ってしまった。第一巻は大正から昭和初期が中心。谷崎や志賀直哉、そして横光といったところが話題となっている。この時代は自分自身の研究対象でもあるので、関心が特に高いのだけど、その研究とは離れてもすごく面白い時代でもある。この時代、とくに1920年代から1930年代の社会は、現代社会と比較されることもある。この時代を徹底的に調べることが、現代社会の分析に生かせるのではないか、と。というわけで、この時代の文化、思想には今後とも注意していきたいところ。