2020-02-15から1日間の記事一覧

平野啓一郎『マチネの終わりに』

■平野啓一郎『マチネの終わりに』文春文庫 6章での急激な転換に、ご都合主義的なストーリーを感じて興ざめしてしまう。そもそも主人公二人の設定自体が浮世離れしているのだが、それにも関わらず小難しい芸術論や社会批判(手垢の付いたリベラル思想)を語っ…