2011-12-27から1日間の記事一覧

横光利一『旅愁(下)』

◆横光利一『旅愁(下)』講談社文芸文庫、1998年12月 長く異国で生活していると、次のような「矢代」の言葉はとても印象的に響く。 「君、僕はいま非常に気持ちが良いのだよ。われながら興奮を感じるほど混じりけがないように思うんだが、これがいつまでも続…