2008-07-06から1日間の記事一覧

村上春樹『レキシントンの幽霊』

◆村上春樹『レキシントンの幽霊』文春文庫、1999年10月 短篇集。 レキシントンの幽霊 緑色の獣 沈黙 氷男 トニー滝谷 七番目の男 めくらやなぎと、眠る女 最近、暇になると村上春樹の小説を読んでしまう。手もとにこれぐらいしか小説がないのが原因なのだが…

アニー・ベイビー『さよなら、ビビアン』

◆アニー・ベイビー『さよなら、ビビアン』小学館、2007年7月 上海あたり都会を舞台にした刹那的な男女の関係が描かれる。都会の孤独や絶望的な愛は、読んでいて暗い気分になっていく。自分の中にある中国(人)のイメージとかなりズレる。そのズレが面白いと…